ダイエット

これをやると失敗する! 減量の際にやってはいけないこと 【記事 No.006】

2022年9月4日

Failure

この記事で解決できる疑問

  • 減量のときにやってはいけないことを教えて!!

Mickey

こんな疑問を解決できる記事を書きました。

前回、具体的な減量方法を2回に渡ってみてきました。これで計画から減量の進め方までは理解いただけたかと思います。

あとは立てた計画に基づいて実行していけば、自然と体重は減ってくる・・・はずなのですが、実際には減量失敗につながる落とし穴が色々と存在しています。今回はそのうちの2つについてご紹介したいと思います。

本記事の信頼性

この記事を書いている私は、これまで何度も減量を行い試行錯誤した経験があります。 直近では2020年7月から3カ月間で体重 -15Kg(81Kg→66Kg)、体脂肪率 -16%(25%→9%)の減量に成功しました。その後もリバウンドせず体重をコントロールしており、2022年9月現在63Kg程度です。減量達成・維持のために収集した情報や、自らの体験を基に情報発信しています。

これをやると失敗する! 減量の際にやってはいけないこと

減量失敗の原因になる、特に速いペースで減量する場合に陥りがちなワナとして、今回取り上げるのは次の2点です。

やってはダメ

  • 食事量を減らし過ぎる
  • 有酸素運動のやり過ぎ

食事量を減らし過ぎる

食事量を過度に減らすと次の弊害が懸念されます。

  • カラダのホメオスタシスの働きにより、基礎代謝が下がり、脂肪が燃えにくくなる
  • 筋肉をエネルギーとして使われる割合が増える
    →スキニーファットの要因に

1点目について、停滞期の誘発に繋がります。脱出は可能ですが、下手をすると2週間~1カ月棒に振ることになります。

何より怖いのは、頑張っているのに体重が減らないことに嫌気がさしてダイエットを挫折してしまうことですね。

食事制限を頑張っているのに体重が減らない →食事量をさらに減らす →カラダはより危機感を感じ、さらに代謝を下げる という悪循環 →挫折。

最悪なことに、この流れで制限をやめて食事を元に戻してしまうと、カラダは脂肪を貯め込もうと躍起になっている状態ですので、即座にリバウンドしてしまいます。

これが失敗例で最も多いパターンです。

そうならないよう、摂取カロリーの下限も意識して、日々適切にコントロールすることが求められます。

摂取カロリーが基礎代謝を下回ると高確率で基礎代謝低下の影響が出ます。また筋肉の分解も促進されることが分かっています。

そのため、摂取が少なくとも基礎代謝を下回る日がないように留意してください。

その上で、どこまで摂取カロリーを基礎代謝まで近付けて大丈夫かは、個人差が大きいため実践しながら調整するしかありません。

ただし、何か目安となる指標はないか探し回った結果、体温が1つの目安になることが分かりました。

ポイント

基礎代謝の低下は、起床時体温により把握可能

毎朝起床時に体温を測ると、基礎代謝が落ちている場合には体温が0.2℃程度下がります(個人差あり)。

何日か下がる日が続いたら、基礎代謝が落ちている可能性を考え、少し摂取カロリーを増やすなど、体温を参考にしながら上手くコントロールしてみてください。

有酸素運動のやり過ぎ

こちらも2点弊害が考えられます。

  • 長時間の運動に耐えられるよう、燃費の良いカラダに変化する
  • 同様に重りとなる筋肉を分解して、カラダは軽量化しようとする

マラソンランナーの体型を思い出してください。ボルトのような筋肉隆々の選手はいません。種目として瞬発力よりスタミナが優先だからです。

線の細い引き締まった身体、最小限の栄養で長い時間走ることができる。一見すると良いように感じますが、燃費がよくなる=脂肪が燃えにくくなるということを意味しており、ダイエットの観点では痩せにくくなるため不都合が生じます。

目的が走力向上ならば問題ありませんが、今は筋肉を落とさず痩せることが目標のはず。その場合は過度の有酸素運動は禁物です。何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しです。

最近の研究では、1日あたり合計で1時間以上中等度の運動を行うと、上記の懸念が高まるとされています。

今回は減量失敗につながる落とし穴として、減量実施中の注意点を2点解説しました。

減量失敗は減量実施中だけでなく、実は減量終了後にもよく起こるんです。次回はその点に焦点を当てたいと思います。

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Mickey

Mickey-blog では、鉄道模型に関する情報や「リバウンドしないダイエット法」について、自ら試行錯誤したノウハウを最新の知見も交えながら情報発信していきます ▶︎ 1976年生まれ ▶︎ 薬学部出身 薬理学専攻 ▶︎ 製薬メーカー R&D部門勤務

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