- ダイエットサプリってどんな種類があるの?
- ほんとに効果のあるサプリはある?
- どんな飲み方をすればいいの?
こんな疑問を解決できる記事を書きました。
今回はダイエット時のサプリメントについてです。世の中には無数にあり、どれがいいのか迷うと思います。でも、グループ分けしてみると案外複雑ではありません。どんな種類のサプリがあるのか、見ていきましょう。
そして本当に効果があるのか、最も気になるところだと思います。実際に私が使用して効果が体感できた、とっておきのサプリもご紹介します!
この記事を読み終えると、どんな種類のサプリがあり、自分に合いそうなものはどれか選べるようになりますよ。
Contents
ダイエットサプリの種類
ダイエットサプリは大きく4つに分類できます。
- 吸収阻害系
- 食欲抑制系
- 脂肪燃焼系
- 脂肪蓄積阻害系
吸収阻害系
糖質の吸収を抑える「ギムネマ」や「サラシア」、脂肪の吸収を抑える「キトサン」などがこの吸収阻害系になります。
これらは、消化吸収を緩やかにすることで、通常よりも太りにくくするというものです。
食事制限をなかなかできない場合には、食前にこれらを飲むと、普通に食べるより吸収が抑えられていいかもしれません。
減量を本気で考えるなら食事制限は必須です。
食事を変えないで痩せるためにこのグループのサプリを使うというよりは、食事制限期間中に友人と外食にいく機会があるとき、念のため飲んでおくというような使い方をお勧めします。
このグループの商品として有名なのはこのような商品です。
ファンケル カロリミット
食事の糖や脂肪の吸収を抑える商品です。
食欲抑制系
「テアニン」「フェニルアラニン」などがこのグループになります。
食欲はわざわざサプリを用いなくてもコントロールが可能ですので、このグループにコストをかけるのはちょっと勿体ないです。
せっかくでしたら、以下にご紹介するグループのサプリを選びましょう。
食欲のコントロールについては、また別記事でご紹介します。
脂肪燃焼系
神経系に働き体脂肪燃焼を促す「カフェイン」や「カプサイシン」、脂肪を燃焼するミトコンドリアへの脂肪運搬を助ける「L-カルニチン」などがこのグループです。
一昔前、CMで流行ったよね。 燃焼系~♪ 燃焼系~♪
身体が内側から熱くなり発汗作用もあることから、体感として効いているのが最も分かりやすいのがこのグループです。
同じ運動をしても、いつもより体温が上がって汗をかくとより運動が楽しくなりますよ。
このグループの商品として有名なのはこのような商品です。
味の素 アミノバイタル カプシ
燃焼力を高めるカプシエイト類(カプサイシンと同様)プラス運動時に必要な5種のアミノ酸を配合。運動によるダイエットを強力にサポートする商品です。
富士フイルム メタバリア 葛の花イソフラボン
FUJIFILMが開発し大ヒットしたダイエットサプリメント。「葛の花イソフラボン」は体脂肪の分解を促進し、燃焼を促進する効果があるそうで、機能性表示食品となっています。
脂肪蓄積阻害系
摂取し過ぎた糖質を脂肪ではなくエネルギーに変わりやすいグリコーゲンとして蓄えるよう促す「ガルシニア」、そして私が最もお勧めするダイエットサプリであるCLA(共役リノール酸)がこのグループになります。
CLA(共役リノール酸)
CLAは複数の作用を持っています。まとめると
CLAの作用
- 蓄積された脂肪を効率よく分解
- 摂取し過ぎたエネルギーが体脂肪になるのを阻害
- 血液中の栄養分を筋肉に送る働きが促進 →筋肉増加
このようにダイエットや筋肉増加に効果的な成分なのです。
近年、CLAに体重を減らす効果があるという研究結果が報告されています※1。ダイエットサプリで体重減少効果が実際に報告されている成分は、実は多くありません。
直近の減量で実際に私も摂取しました。
その結果過去の減量時よりも明らかにスムーズに体脂肪が落ちました。また3ヶ月の減量期間中、一度も停滞期に陥らずに済みました。
減量中他にダイエットサプリは用いていませんので、このCLAのおかげと考えています。あまり馴染みのないサプリだと思いますが、凄いサプリです。安価ですし、一度試してみてはいかがでしょうか。
摂り方ですが、有酸素運動を行う際には運動前30分前、それ以外は食後。
朝、昼、夜 3回に分けて1回1錠(1000mg)、1日量として 3000mg が目安です。前述の論文では1日 2300mg の摂取で効果が認められています。
飲み過ぎても特に副作用はないようですが、必要以上に摂取するのは避けた方がいいかもしれません。余計なコストも掛かりますので。
余剰エネルギーが脂肪として蓄積されるのを阻害するので、CLAを飲むだけでも効果は期待できますが、有酸素運動を行うことで体に貯まった脂肪を分解してくれることが最も魅力だと思います。ウォーキングやジョギングと併用で使うのが効果的です。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
今回はここまでにしたいと思います。次回の記事もご期待ください。
- 参考文献 - ※1 本間太郎,日本人の共役リノール酸摂取量に関する考察,日本食品化学工学会誌第59巻第2号,2012